物権総則

物権の性質

物権の客体

物権の客体は、有体性・支配可能性・非人格性・特定性・独立性・単一性を備えている必要がある。

金銭は単なる価値そのものであり、特段の事情のない限り、占有者が所有者となる[最判昭39.1.24]。

一物一権主義

一つの物権の客体は、一個の独立物でなければならないという原則。

例外として、一筆の承役地の一部を対象とする地役権も認められる[282条2項]。


日本法制史民法

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