東逗子の沼間山法勝寺一帯は源頼朝の父の源義朝(1123-1160)が住んだ沼浜亭(沼間館)の跡地とされている.
沼浜亭(沼間館)の跡地に建つ法勝寺は,もとは長尾山善応寺といい,天平年間(729-749)に長尾左京大夫善応の懇請で行基が大蛇退治をし,その行基の作った十一面観音を善応が祀ったのが始まりと伝えられている.
その長尾山善応寺が感応寺,正覚寺と名前を変え,かつ,場所を移転して源 義朝の沼浜亭の故地に移転し,現在の法勝寺となったとされている.
もっとも,法勝寺の西側の地が沼浜亭だともされている.
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