滋賀県甲賀市にある土山城は文明年間[1469-1487]に甲賀53家の一人である土山鹿之助盛忠が築城.天正10[1582]年に織田信長の家臣であり,甲賀出身の滝川一益によって落城させられた.
滝川一益の支配下となった後,天正12[1584]年には豊臣秀吉が小牧長久手の戦いへの途上で立ち寄ったことが知られている.
城の主郭は土塁で方形に囲まれているが,南側には虎口と角馬出があり,これらは滝川一益もしくは豊臣秀吉による改修と考えられている.
2019/08
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