水曜日, 1月 21, 2004

お尻とその穴の文化史 

凄い題名。そして、さもありなんという表紙。
この本を書店で手に取るには一抹の勇気が必要。手を本に伸ばした瞬間か本棚から手元に手繰り寄せる瞬間を周囲の人に見られたら大変。
ここで、注意しておかなければいけないのは、周囲の人も"きっと"気にはしているのだけれども、手にとる勇気がないに違いないであろうこと。
題名からして、その手である。
しかし、その一歩を越えてしまうと、内容は興味深いものばかり。図表が多いのも読みやすさに貢献している。
もちろん、その図を拝むことが出来るのは勇気のある御仁。勇気が少ししかない方はアマゾンで購入して家でゆっくりと読むと良いだろう。
また、「文化史」と銘打たれているが、内容は文化史基礎篇といったところ。その点を割り引いても、聞いたことの無い様な病気や、お尻の基礎知識が満載。その分野に疎かっただけに、なるほど、なるほど。
縫ってはいけない。
水もだめ。
乾かすのは大丈夫。
そうなのか、といちいち頷く。でも、どうやって形状をチェックするのか。

cover

ジャン ゴルダン (著), オリヴィエ マルティ (著), Jean Gordin (原著), Olivier Marty (原著), 藤田 真利子 (翻訳)

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