土曜日, 4月 03, 2004
カエルの親か、はたまた


グリーンランドで発見されている初期の原始的な両生類とされるイクチオステガ(Ichthyostega)もデボン紀後期(the Late Devonian)。でも、イクチオステガ(Ichthyostega)は前後肢があって頑丈な骨格を持っていたことから陸上生活していただろうって考えられているけど」

だから、イクチオステガ(Ichthyostega)よりも以前の生物ということだね」

でも、アカントステガ(Acanthostega)は骨格から見て水中生活をしていたということが分かっているけど、陸上に一旦上陸した両生類が再び水中に戻ったんじゃないかとも言われているわね」

だけど、今回の発見は四足類(tetrapod)とユーステノプテロン(Eusthenopteron)や肺魚、シーラカンスなどの総鰭類との間を結ぶ動物だと考えられている。
つまり、指に水かきが付いているとか、そういう可能性があるとされているね。
そうすると大きな発見だよ、これは」

ずらーりカエル ならべてみると…
高岡 昌江 (著), 松橋 利光
日本のカエル全43種が大集合ということで、子供の頃に蛙と一緒になって田んぼで転がり回った大人はもちろん、カエルを見たことのない現代っ子も勉強になる。
今回の発見は、果たしてカエルのお仲間なのか、それとも新たな展開が待ち受けるのか。。