火曜日, 5月 25, 2004
フィポナッチとエリオット
n | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ・・・ |
数 | 1 | 1 | 2 | 3 | 5 | 8 | 13 | 21 | ・・・ |
上のように
F1=F2=1,
n≧3の時、
Fn=Fn-1+Fn-2
となる数列を、フィボナッチ数列(Fibonacci series)といいます。
全ての自然数はいくつかのフィボナッチ数の和として表すことが出来るということが知られています。
また、フィボナッチ数列にでてくる数を"フィボナッチ数"なんて呼んだりします。
フィボナッチというのは人の名前でイタリアはピサ市の貿易商の息子として産まれた Filius Bonacci(1174? - 1250?) のこと。彼は貿易商だったのであちこちに行ったのですが、エジプトへ行った折に
・「連続する2つの数の和はその上位の数となる
・どの数字もその下位の数に対して1.618倍の割合となる
・どの数字もその上位の数に対して0.618倍の割合となる
という"不思議な数"の存在を知ります。これが、フィボナッチ数列(Fibonacci series)です。
この不思議な数は、株式投資においても数々の人々に対してオーラを放っています。
日次単位で考えて、相場の底や天井から数えてフィポナッチ数字番目の日に次の天井や底が出現するというラルフ・ネルソン・エリオット(1871-1947)によるエリオット波動理論(The Elliott Wave Theory[1938])がそれです。
この理論によると、(1)上昇→(2)下降→(3)上昇 →(4)下降→(5)上昇→(6)下降→(7)戻し→(8)下降の8つの波で1つのサイクルとされます。
残念ながら、全ての人にオーラを放っているいるわけではないところが残念なところ。
旧暦4月7日,甲辰,仏滅,八白土星,閉(とづ),翼(よく)
東京は今日は晴れ。昨日の夜の雨のせいか朝は少し爽やか。