月曜日, 8月 16, 2004
スイマーに水掻きがあるならば
15日も過ぎたし、そろそろ東京に人も戻ってくるかな。と思っていたけど、どうやら本当に今年は15日が中途半端に日曜日だったこともあってか分散休暇のようで、まだ空いている。
こういう空いている状況で仕事をするというのは、やりやすいなぁと朝からやる気。
ところがどうして、今日は月曜日なのに朝から会議。すっかり失念していた。会議があるということはオボロゲナガラ認識していた。でも朝いちだったなんて。
月曜日の、しかも休暇モードの中での朝。
これは、もう、私としては大人しく席に座ってじっくりと人の話を聞くなんていう状況からは最も対極にあるといっていい。
これが、何かを決めるというような、そして時間を区切って行うような類のものなら良かったろう。僅かながらでも脳ミソにエンジンがかかる可能性が残されているから。
そうは問屋が卸さないというのが世の常というもの。
「これから何をすべきか」
という議論を
「今までの路線で良いよね」
という暗黙のコンセンサスの下で
「それでも、今までのやり方だといけないから会議するんだよね」
という方向で行うものだから初めから迷宮のラビリンス。
結論はないわけで、それなら時間を決めれば良いものだけど、そういった不安は30分で解消されるわけではない。つまり、皆が持っている心の奥底の不安を炙り出すことなく再確認し合うという、そういう場。
だったら、
「このままじゃ良くないことは分かっているから、こうしましょう」
なんて、物知り顔で新しい提案をしようものなら大変なことになる。
誰もそういうことを望んで会議の場に座っているのではなくて、反対のことを望んで座っているということを十分に空気で感じなければいけない。
空気がさっぱりとした澱みをもってくる。いやいや、最初から澱んでいるのだけれど、各自の澱みを皆で確認しあうことで、心はさっぱりとしてくる。
などと考えていると、いろいろと他のことが気になってくる。
そういえば、北島康介が競泳男子100メートル平泳ぎで金メダルをとったなぁとか。
JOCのオリンピック歴代日本代表選手全記録によると競泳の男子100メートルで初めて金をとったのは、第10回ロサンゼルス大会(1932)での宮崎康二選手という人だったんだとか。
そうそう、水泳の選手の手の指と指との間には水かきのようなものがあるって、ソウル五輪で金メダルを獲得した鈴木大地選手が言っていたというのをどこかで聞いたなぁ。とか、頭の中は完全に別モードに染まる。
水泳の選手の指に水かきがある、そのものではないとしても近いものがあるとすると、ひょっとすると、サラリーマン生活うん十年という人の首にはネクタイくびれでもあるのではないか。きっと、そうに違いないと正面に座っている同僚の首を見てみる。
おっと、これは女性だった。女性はネクタイはしないからネクタイくびれはないはずだ。スカーフはするからスカーフくびれがあるかとも思ったが、それでは本論から逸れてしまう。真横をさり気無く確認する。やはり、ありそうではあるものの、何せYシャツを着ているので分かりにくい。しかも年齢的にまだネクタイくびれが出来るほど年季が入っているようには思えない。
そういう意味でいうと。。。。
おっと、会議の最中だった。どこまで進んだんだろうと耳をぴんと立ててみる。
なんだ、デジャブーか壊れたウォークマンのように同じことを繰り返しているじゃないか。
そうすると、ネクタイくびれの有無を確かめなければならない。
結局のところ、この会議の時間中にネクタイくびれの存在を確認するまでには至らなかったが、どうも気になって仕方がない。
こういう空いている状況で仕事をするというのは、やりやすいなぁと朝からやる気。
ところがどうして、今日は月曜日なのに朝から会議。すっかり失念していた。会議があるということはオボロゲナガラ認識していた。でも朝いちだったなんて。
月曜日の、しかも休暇モードの中での朝。
これは、もう、私としては大人しく席に座ってじっくりと人の話を聞くなんていう状況からは最も対極にあるといっていい。
これが、何かを決めるというような、そして時間を区切って行うような類のものなら良かったろう。僅かながらでも脳ミソにエンジンがかかる可能性が残されているから。
そうは問屋が卸さないというのが世の常というもの。
「これから何をすべきか」
という議論を
「今までの路線で良いよね」
という暗黙のコンセンサスの下で
「それでも、今までのやり方だといけないから会議するんだよね」
という方向で行うものだから初めから迷宮のラビリンス。
結論はないわけで、それなら時間を決めれば良いものだけど、そういった不安は30分で解消されるわけではない。つまり、皆が持っている心の奥底の不安を炙り出すことなく再確認し合うという、そういう場。
だったら、
「このままじゃ良くないことは分かっているから、こうしましょう」
なんて、物知り顔で新しい提案をしようものなら大変なことになる。
誰もそういうことを望んで会議の場に座っているのではなくて、反対のことを望んで座っているということを十分に空気で感じなければいけない。
空気がさっぱりとした澱みをもってくる。いやいや、最初から澱んでいるのだけれど、各自の澱みを皆で確認しあうことで、心はさっぱりとしてくる。
などと考えていると、いろいろと他のことが気になってくる。
そういえば、北島康介が競泳男子100メートル平泳ぎで金メダルをとったなぁとか。
JOCのオリンピック歴代日本代表選手全記録によると競泳の男子100メートルで初めて金をとったのは、第10回ロサンゼルス大会(1932)での宮崎康二選手という人だったんだとか。
そうそう、水泳の選手の手の指と指との間には水かきのようなものがあるって、ソウル五輪で金メダルを獲得した鈴木大地選手が言っていたというのをどこかで聞いたなぁ。とか、頭の中は完全に別モードに染まる。
水泳の選手の指に水かきがある、そのものではないとしても近いものがあるとすると、ひょっとすると、サラリーマン生活うん十年という人の首にはネクタイくびれでもあるのではないか。きっと、そうに違いないと正面に座っている同僚の首を見てみる。
おっと、これは女性だった。女性はネクタイはしないからネクタイくびれはないはずだ。スカーフはするからスカーフくびれがあるかとも思ったが、それでは本論から逸れてしまう。真横をさり気無く確認する。やはり、ありそうではあるものの、何せYシャツを着ているので分かりにくい。しかも年齢的にまだネクタイくびれが出来るほど年季が入っているようには思えない。
そういう意味でいうと。。。。
おっと、会議の最中だった。どこまで進んだんだろうと耳をぴんと立ててみる。
なんだ、デジャブーか壊れたウォークマンのように同じことを繰り返しているじゃないか。
そうすると、ネクタイくびれの有無を確かめなければならない。
結局のところ、この会議の時間中にネクタイくびれの存在を確認するまでには至らなかったが、どうも気になって仕方がない。