土曜日, 11月 20, 2004

長浜の風景 

多賀大社前駅から近江鉄道に乗って高宮駅経由で彦根へ。今日の宿は彦根なのだけれども、彦根は数年前に城を含めて回っているので、今回は長浜に向かう。彦根駅でJRに乗り換えて長浜駅に。
長浜は昔は今浜と呼ばれ延元元(1336)年に足利高氏の同友として知られる佐々木(京極)道誉が出城を築き、今浜氏や上坂(こうざか)氏が城将として統治した。その後、京極氏に代わって浅井氏が勢力を伸ばすと今浜も浅井氏の町となる。その浅井氏が織田信長との戦いに敗れると、織田信長の配下の豊臣秀吉が天正2(1574)年に城を築き今浜の名を長浜と改めた。これが長浜の始まり。
この長浜と言えば芋菓子の「芋平」で知られる。そういえば、小江戸と言われる蔵の町、川越も芋で有名。どことなく長浜は川越の町並みに雰囲気が似ている。但し、長浜の町のほうが川越の町よりも規模が大きく感じる。
織田信長が京・本能寺の変に斃れると、清洲会談によって秀吉は長浜を離れる。代わって、天正10(1582)年から柴田勝豊が入城。柴田氏の後は山内一豊、慶長11(1606)年からは内藤信成が5万石で統治した。しかし、大阪の陣の後に内藤信正が長浜から転封し、その後は彦根藩領に併合され長浜城も解体された。


[北国街道]


[黒壁スクエア]
北国街道沿いにあって長浜観光の中心と言える場所。


[大手門通り]
この日は甘酒が一杯50円で振舞われていた。






こんな一コマも。


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