火曜日, 12月 28, 2004

跨湖橋文化 

中国の故宮博物院などからなる研究チームが、浙江省杭州市の跨湖橋(ここきょう)遺跡で2003年に発見された丸木舟を「中国最古の丸木舟」と認定するとともに、この文化を「跨湖橋文化」と、先日、命名した。跨湖橋文化は新石器時代中期(7000
B.C.- 5000 B.C.)に相当する。
浙江省には、夾炭黒陶から夾砂紅陶、灰陶を含む河姆渡文化(余姚;5000 B.C.- 4000
B.C.)、それに続く紅陶土器や鼎を主体とする馬家浜文化(嘉興南湖;5000 B.C.- 3800
B.C.)、その後の青銅器文化に続く黒皮陶や彩絵陶を含む良渚文化(3100 B.C.- 2200
B.C.)など多くの文化が存在したことが知られている。
跨湖橋文化は河姆渡文化に先立つ文化と言える。

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