月曜日, 12月 13, 2004

キーワードは2倍半 

「ふたご座流星群」が、今日の夜にピークを迎える。
関東の空は夜になると若干、雲が出てくるようなことを天気予報で言っていたけれども、雲が出ても雲の合間から流れ星のショーを楽しめるかもしれない。
ところで、夜空に煌めく星は明るさを表す「等級」によってランキングされている。
この「等級」は、古代ギリシア人が考え出した6段階のランキングが起源。古代ギリシア人達は一番暗い星を六等星としてランクを付けた。
つまり、六等が一番暗いわけだから、六等よりも暗い星というのは存在しない。もっとも、現在では違ったランクの付け方をしている。
キーワードは2倍半。
一等星は二等星よりも約2倍半明るく、二等星は三等星よりも2倍半明るく、三等星は四等星よりも2倍半明るいといった具合。
これだと、全てが相対的で具体的な星が何等星なのか決めることが出来なくなる。そこは、古代ギリシア人達のランキングを利用している。
古代ギリシア人達のランキングを細かくしたのが現代の星のランキングの仕方だと言える。細かくしているので、一等星よりも2倍半明るい0等星とか、0等星より2倍半明るいマイナス一等星なんていうのも決められている。

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