日曜日, 1月 30, 2005
田端歴史散歩

駅東口から東南へと至る不動坂。かつて、ここに石造不動明王立像があったことが坂の名の由来。不動明王立像は明治45(1912)年に拡張工事で移転、昭和10(1935)年に再移転し田端不動尊(田端3-14-1)に祀られている。

田端の商店街。
ここを越えると、すぐ裏手に八幡神社。
[田端八幡神社]

品陀和気命こと応神帝を祀る田端村の鎮守。商店街のすぐ裏手にある。
八幡宮という名にもあるように、源 頼朝が文治5(1189)年に奥州遠征の帰途に鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請したのが始まりと伝えられている。
別当寺は隣の東覚寺。

田端八幡の隣にあるのが赤紙仁王。
この石造金剛力士立像は神仏分離令までは田端八幡の前にあったという。現在は少し前といった位置に移されている。
石造というけれども、赤紙がびっしりと貼られていて石で出来ているのか木で出来ているのかさえ外観からは分からないほど。何でも、自分の病気の所と同じところに赤紙を貼って祈願すると病気が治るのだという。
寛永11(1641)年に東覚寺住職賢盛の時代に宗海という僧が建立したと言い伝えられている。



[白龍山寿命院東覚寺]

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