土曜日, 1月 29, 2005
与楽寺(江戸_田端)

南北朝時代の四面石仏と賊除地蔵尊伝説で知られる寺。
賊除地蔵尊伝説は盗賊が与楽寺に押し入ろうとした際に、秘仏の地蔵尊が多くの僧侶となって次々と出てきて盗賊を追い払ったというもの。
ここは、六阿弥陀参詣第4札所としても知られている。
地蔵尊が夜な夜な出歩くという伝説は多い。これも、釈迦入滅から56億7000万年後でないと人々を救う弥勒菩薩が現れないという考え方を反映しているものなのだろう。

宝暦7(1757)年の銘がある。

[与楽寺坂]
文字通り与楽寺のすぐ側(そば)にある坂。『東京府村誌』に「与楽寺の北西にあり、南に下る、長さ二十五間広さ一間三尺」と書かれて有る坂。
この近くに芥川龍之介を始め、画家の岩田専太郎、漆芸家の堆朱揚成、鋳金家の香取秀真らが居を構えていたというから藝術村だったことになる。
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