月曜日, 1月 31, 2005

カタカナ 

来月の17日にオープンする中部国際空港(常滑市セントレア1丁目)の愛称はセントレア。その空港の南に位置しているから南セントレア市。
愛知県の美浜町と南知多町が合併して誕生する新しい市の名前。

この他に案として「南セントレア市」に「セントレア市」、「遷都麗空(セントレア)市」なるものもあったとか。市民公募では「南知多市」という常識的な名称が最多になったようだが、結局は合併協議会委員案に落ち着いたよう。
カタカナの地名で思い浮かべるのは北海道のニセコ町。ここは狩太町という名前だったものが、町内にある国定公園ニセコアンヌプリが有名になったことで町名をニセコに変えている。ニセコというのは崖とか絶壁を意味するアイヌ語が起源。だから、不自然では決して無い。
後は滋賀県のマキノ町。マキノ町は昭和30(1955)年に海津村、剣熊村、西庄村、百瀬村が合併した際に町内にある「マキノスキー場」から名をとった。この時の決定は一般公募。
マキノスキー場というのは牧草地であった牧野という地のヨキトギ原野にスキー場が開かれたことによるという。大正13(1924)年のこと。
マキノ町は今年の1月1日に今津町、朽木村、安曇川町、高島町、新旭町と合併して高島市になっている。
後は山梨県の南アルプス市。この市名の英語表記のアルプスの部分はローマ字綴りではなくて英語表記というのが新鮮。南アルプス市は平成15(2003)年の4月に八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町が合併して誕生。名称は、マキノ町の場合と同じく一般公募。

セントレアというのは中部を表す「CENTRAL」と空港や航空を表す「AIR」の合成語として一般公募の中から奥田昇さんの案を2001年に採用したもの。CENTRAIRと綴る。
新しい市のアルファベット表記もCENTRAIRとなるのだろうか。
最後が子音で終わるが、南セントレア市民はきちんと発音出来るだろうか。
ひょっとすると、セイントセイヤとか川崎麻世夫人のカイヤさんの故郷と間違われてしまうのではないのかと勝手な想像をしている。
銭湯でカイヤに会ったよ。
どこの銭湯?
セント で カイヤ
セントレアとか。

<<一言主>>
粘菌(Slime mold)というのは、アメーバのような形をした単細胞の原生生物(protist)で、動物と植物との境界に位置する生物。

粘菌には真性粘菌(Physarum polycephlum)と細胞性粘菌(Dictyostelium Discoidium)という2種類がある。

真性粘菌は多核(核が沢山ある)の単細胞生物。

細胞性粘菌は単核単細胞の粘菌アメーバーが集合して多細胞の子実体を作っている。

「子実体(しじつたい)」というのはキノコの傘と軸の部分のこと。

キノコというのは粘菌類と真菌類の子実体のこと。

食用のキノコのほとんどは真菌類の担子菌(たんしきん)。

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