土曜日, 3月 05, 2005
アジア文化に思いを馳せる
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ジョー・トンプソン青年がトーテムストアを開店し、これがセブンイレブンになっていった。
とはいえ、コンビニはもはや日本の現代文化と言っても良いほどに日本のものとなっている。
コンビニ業界最大手のセブンイレブンが1号店を出したのが1974年。1号店は東京は江東区豊洲の豊洲店が日本での事実上のコンビニの始まりと言われる。
次ぎに、ファミリーマートは1973年9月に埼玉県は狭山市に1号店を、ローソンは1975年6月14日に大阪の豊中市南桜塚に桜塚店を、9月にはフランチャイズ1号店の桃山店を、オープンさせている。
そして、瞬く間に日本全体に拡がり、台湾へ、台湾から小売業自由化で中国へと拡がっている。
これは、マクドナルドがアメリカ文化を世界中に広めていったように、コンビニを通じて現代日本文化が普及していくのではないかと思う。
NHKの番組では「おでん」が出ていた。日本で馴染みのおでん。それに弁当も紹介されていた。日本語の弁当が中国では便利の便で便当という。
これだけを聞くと弁当が日本に起源があるかのように錯覚してしまう。しかし、弁当は、いや便当は中国からもたらされたもので日本へは室町時代には伝わっていたとのこと。
そうは言っても、コンビニ弁当なるものは現代の日本文化としても良いように思う。
日本の文化がアメリカの文化のようにアジア中に拡がれば良いというより、コンビニ弁当やおでん、のり巻やコンビニを通じて日本だとか台湾だとか中国だとかというのではなくて新しい形のアジア文化が花開くことになるかもしれない。
<<一言主>>
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