土曜日, 2月 26, 2005
意外性
![]() この寺院、赤坂不動尊という。もっとも、これは通称で、正式な名前は智劒山威徳寺。 写真にあるように府内第75番札所。 赤坂でお寺はここだけではない。すぐ近くには豊川稲荷こと豊川稲荷東京別院もあるし。 それでも、これほどの繁華街の中に墓地があるというのは特筆しても良いだろう。 いやいや、このお寺は元和8(1622)年の開山というから、繁華街のほうが寺の近くまで拡大してきたのだといったほうが適切だろう。 実際、開山当時は小高い所に建つ寺から溜池や向かいの日枝神社のある星ヶ岡の向こうの愛宕の辺りまでも見渡せたという。今では高いビルに隔てられて見ることが叶わない。 | |
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<<一言主>>
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金曜日, 2月 25, 2005
右往左往
![]() この前、凄く暖かくなったかと思ったら、この寒さに雪。変わり易い天候に整わぬ体調。インフルエンザは大丈夫なものの、風邪気味。 |
![]() 気がつけば良く利用していたデミグラスソースが美味しかったお店が無くなってしまっている。大人の味で気に入っていただけに無念。 |
<<一言主>> タミフル(Tamiflu)はスイスの製薬会社ロシュが製造する抗インフルエンザウイルス剤。
タミフル(Tamiflu)は2001年2月からA型とB型のインフルエンザの治療に使えるようになった。
タミフル(Tamiflu)はリン酸オセルタミビルという化学物質。
タミフル(Tamiflu)はインフルエンザ・ウィルスが持っているノイラミニダーゼという酵素を阻害する。
インフルエンザ・ウィルスが持っているノイラミニダーゼという酵素を阻害する化学物質としてリン酸オセルタミビル(oseltamivir)とザナミビル水和物(zanamivir hydrate)が知られている。
インフルエンザ・ウィルスに効果のあるリレンザ(Relenza)という薬品はザナミビル水和物(zanamivir hydrate)で出来ている。
A型のインフルエンザ・ウィルスに効果がある薬品として、パーキンソン症候群や脳梗塞に伴う意欲、自発性低下改善のためのシンメトレルsymmetrel(塩酸アマンタジン;amantadine hydrochloride)がある。
木曜日, 2月 24, 2005
電車の端の法則
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動物だから
「こうなればあぁなる。ほら、見ていてご覧。そら、言った通りでしょ」
というやりとりが可能なのであって、これが同じ動物でも人間では簡単にいかないだろうなと直感的に考えていた。
そんなことをいうと、精神分析だとか心理学の分野の方々に、これだから素人は、と言われそうではある。
それでも、人間の場合は同じ人間が立てた理論通りの行動をとらない場合が多いのではないのかと。一般に分かりやすいように書かれてある心理学の本、こういった本がどの程度に専門的な議論の一部を犠牲にして素人に分かりやすく書かれてあるのかを判断できないのだけれども、そうした本にざっと目を通しただけでも完全に頷けるのは良くて6割だったり。
でも、今日の地下鉄の風景を見て、案外、人間の行動にも法則があったりするのではないかと思い直した。
満員の地下鉄ではなくて、非常に空いている地下鉄。乗客は綺麗に見事に、その座席の両端に座っていた。真中に手すりが付いている場合もある。そこでは真中の手すりが丁度端の役割を果たしていて手すりを鋏んで対照的に座席が埋まっていた。
ちなみに、混んだ電車の次ぎの電車は必ずガラガラに空いているという法則を勝手に空想しているのだけれども、これなどはどうなのだろうか。
<<一言主>>
○ブラジルの語源はポルトガル語で赤熱した炭火を意味する brasa 。
○アルゼンチンはラテン語で銀を意味する argentum に由来。
○ジャマイカはアラワクインディオの言葉で泉のわき出るところを意味する Xaimaca に由来。
○ラプラタ川(La Plata)は南米大陸のパラナ川とウルグアイ川の合流点より下流の川の名称。アルゼンチンとウルグアイの間を流れている。
○ラプラタとは銀を意味する。昔、ラプラタ川の上流で銀が産出されたことによる。
○「母をたずねて三千里」で主人公マルコが渡ったのもラプラタ川。
水曜日, 2月 23, 2005
古代ロマンに思いを馳せる
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昨年の10月に吉野と奈良の山辺の道を歩いたが、同じ奈良の高松塚古墳にも御所市の極楽寺ヒビキ遺跡にも時間の関係で行けなかった。
ヒビキ遺跡で見つかった大型建物跡は5世紀の大豪族葛城氏の王宮か、などと言われているから是非とも見に行ってみたいもの。
葛城氏が雄略帝によって焼き討ちにあったという日本書紀の記述を裏付けるように火災で全焼した痕跡があるというからなおさら見てみたい。
約170平方メートルの群馬町の三ツ寺1遺跡の大型建物を越す規模というから、おそらく葛城氏の本拠地だったのだろう。
葛城氏と言えば、始祖の襲津彦の娘磐之媛(いわのひめ)が仁徳帝皇后として履中、反正、允恭の3帝を産んだ他、仁徳から仁賢までの9代の天皇のうち8人までもが葛城氏と繋がりがあったと言われる。それ故に、第21代雄略帝までを葛城王朝と呼ぶ向きもある。
いづれにしても、崇神以前の王朝と崇神以後、垂仁、景行と続く三輪(イリ)王朝、応神からの河内(ワケ)王朝。加えて、イリともワケとも関係を保ちながらも崇神以前の勢力を温存させた葛城氏の栄華の痕跡には興味深々。
もう一つは高松塚古墳から7世紀末から8世紀初めの土器片が出土したというもので、これで今まで不確定だった高松塚古墳の築造年代が明らかになったというもの。
奈良で泊まったホテルでは親切にも地元の新聞の考古欄のスクラップブックを見せていただいた。その記事の豊富なこと。ほぼ毎日掲載されているのではないかと思えるほど。
しかも、その多くは全国版のニュースでは取り上げらていないものだったから、非常に羨ましかった。
近いうちに、再度、奈良へ古代ロマンの旅と洒落込みたい。
<<一言主>>
○「ラスト・オブ・モヒカン(The Last of the
Mohicans)」は英仏植民地戦争(第2次百年戦争)の際に英国と手を組んだモヒカン族の酋長チンガチュック(ラッセル・ミーンズ)の息子ホークアイ(ダニエル・デイ=ルイス)と英国のマンロー大佐の娘との恋を中心にした感動の映画。
○モヒカン族とイロコイ族はヨーロッパ人入植前の北米大陸で覇を競っていた。
○いわゆる「モヒカン刈り」という髪型は北米大陸東部を本拠地としたイロコイ族、モヒカン族、ソーク族の髪型として知られている。
○スー族、シャイアン族、アパッチ族、コマンチ族、ホピ族は長髪族とも呼ばれていた。
○南米インディオはアジア大陸にいる日本人などのモンゴロイドと遺伝学上近いと考えられている。
○北米インディアンは狭義のモンゴロイド(=アジアなど旧大陸にいるモンゴロイド)からは遠くむしろアイヌなどに近いとされている。
○スウェーデン、フィンランド、ロシアの4カ国にまたがって生活しているサーミと呼ばれる人々の源流はモンゴロイド。
火曜日, 2月 22, 2005
老猫ネコマタ
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ネコの日ということなので、うちの老猫にも今日は何か美味しいものでもあげよう。
ところで、ネコねこというけれど、学名ではイエネコ、食肉目 ネコ科 ネコ属 イエネコ類(Felis Catus)というのが正式名称。
これはもちろん当のネコが語ったわけではない。
試しに、うちの老猫に聞いてみてもミャーというだけ。名前を聞いてもミャー。ジャクソンと呼ぼうが、マーガレットと呼ぼうが、マサコと呼ぼうが、返事はミャー。
おそらく自分の名前などには頓着しないのだろう。
ただ名前がわかっていないだけということも有り得ないではないが。
そのネコ。
いやイエネコ、ご先祖様はアフリカのリビア猫とか。
それも、5000年も前から家畜化されたというのだから人間との付き合いは非常に長い。
ずっと人間と仲良しで友好的な関係を保ってきていたかというと、どうやらそうでもない。
日本では猫股、中国では猫鬼、ヨーロッパでは魔女と見なされ迫害を受けた時期がある。猫股というのは尻尾の先が2つに割れた化け猫で人を襲うというもの。『明月記』、『古今著聞書』に記述があるほか、『徒然草』に「「奥山に、猫またといふものありて」と紹介されている。
江戸時代になっても、恋川春町の手になる黄表紙絵本『妖怪仕打評判記(ばけものしうちひょうばんき)』、伊庭可笑作、鳥居清長画というコンビによる『化物一代記』に、尻尾が二つに分かれた
猫股が描かれている。
おそろしや。おそろしや、の世界。
うちの老猫の尻尾を改めて確認してみたがどうやら今のところは二つには分かれていない。
しかし、何せ老猫であり伝説の猫股になる資格は十分。
そうして見ると、私の手をか足をペロリペロリと舐めるのはひょっとして味見なのかとも思ってしまう。
<<一言主>>
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月曜日, 2月 21, 2005
休憩日
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そういえば、大和路の分も残っている。
と思いながらも、次ぎの行き先の調整を行ったり。
こういうまったりとした時間が何とも言えずに好きだったりする。
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日曜日, 2月 20, 2005
安房小湊から那古船形へ
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小湊温泉に浸かった後、日蓮上人所縁の誕生寺の特別拝観を堪能した後に漁協の売店で沢山の買い物。
安房小湊を後にして、一路、内房の那古船形へ。
目当ては行基菩薩所縁の那古観音。丁度、お昼になったので駅から少し歩いた所にある漁協の「ふれあい市場」にて刺身定食900円也を食す。
そこから、漁協の方のお薦めに従って那古観音の他に駅を中心として反対側にある崖観音にも足を延ばす。