日曜日, 1月 29, 2006
米景気減速は一時的
米商務省が27日に発表した2005年10-12月期の国内総生産(GDP)の速報値は7-9月期に比べて年率換算(季節調整済)で1.1%に留まり、2005年の実質成長率も前年比3.5%に留まった。
2003年4-6月期以降3%台を越す伸びを続けてきた米国経済は11四半期ぶりに1%台へと落ち込んだことになる。
好調な自動車販売の反動による部分が多いとはいえ個人消費が2001年4-6月ぶりの低水準となったことや、企業の設備投資も市場の事前予想を下回る2.8%増に留まったのが主たる要因。
しかし、これで米国経済がどうこうなることの兆しとみるのは早計と言える。一つは個人消費を下ぶれさせた自動車販売の反動という現象が2006年にはなくなると考えられていることが上げられる。
この点、USA Todayも落ち込みが一時的だとした上で、
エコノミストのMark Zandi氏の見解を掲載している。
この点はCBCも同様に、
としあくまでも一時的な減速であるとした上で、2006年1-3月期には再び上向くというエコノミストのMartin Gregory氏の見解を紹介している。
2003年4-6月期以降3%台を越す伸びを続けてきた米国経済は11四半期ぶりに1%台へと落ち込んだことになる。
好調な自動車販売の反動による部分が多いとはいえ個人消費が2001年4-6月ぶりの低水準となったことや、企業の設備投資も市場の事前予想を下回る2.8%増に留まったのが主たる要因。
しかし、これで米国経済がどうこうなることの兆しとみるのは早計と言える。一つは個人消費を下ぶれさせた自動車販売の反動という現象が2006年にはなくなると考えられていることが上げられる。
この点、USA Todayも落ち込みが一時的だとした上で、
But most economists believe the slowdown was more of a temporary setback than any harbinger of sustained economic weakness.
エコノミストのMark Zandi氏の見解を掲載している。
"The economy hit a pothole in the fourth quarter. I'm not at all worried about the health of the economy," said Mark Zandi, chief economist at Moody's Economy.com. Zandi believes that economy in the current January-to-March quarter is already doing better and predicts economic growth will come in around a 4% annual rate.
この点はCBCも同様に、
Despite the weaker-than-expected growth in the quarter, economists are not sounding warnings about the health of the economy, and said the end-of-the-year slowdown was temporary.
としあくまでも一時的な減速であるとした上で、2006年1-3月期には再び上向くというエコノミストのMartin Gregory氏の見解を紹介している。
"We expect that consumer spending and [capital spending] will both pick up in Q1, and that the cut in government spending will likely prove to be a one-quarter wonder," said Martin Gregory, a BMO Nesbitt Burns senior economist.