三貨制度
江戸時代、金一両=銀60匁=銭4000文と定められていた。それが、次第にそれぞれが変動相場へとなっていった。江戸時代中期で換算すると、1両がおよそ12〜13万円となる。また、1両は、1分金が4枚、二朱金が8枚、一朱金が16枚だった。そして、1分銀が4枚で1分金、二朱銀8枚で二朱金8枚、一朱銀が16枚で一朱金に相当した。
なお、石高制以前に鎌倉時代・室町時代に知行高の単位として用いられた一貫は100両に相当し、現在の価値で言うと1200万〜1300万円ということになる。ちなみに、大体1万石で250人程度の動員可能兵力とされる。