X理論

ダグラス・マグレガー(1906-1964)が『企業の人間的側面』の中で提唱した理論。

X理論は性悪説であり、たいていの人間は本来なまけたがり屋で、責任を負う能力を持たず、働くことを嫌う。従って、彼らから何らかの成果を得ようとするならば、アメとムチを上手く使い分けて、しかるべき方向性を示す必要があるとする。

X理論に従うならば、部下に対しては具体的な指示を出した上でしっかりと監督しなくてはならない。また、指示に違えば罰則を以って臨み、成果を上げたならば報償を与えることが大切ということになる。


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