テキサス

スペインから結婚のためにアメリカにやってドン・アンドレア・カサラ公(アラン・ドロン)が横恋慕するヤンシー中尉を頭突きで転落死させたことでルイジアナから未開の地テキサスへと逃れるどたばた劇。テキサス人のサム・ホリスとの掛け合い漫才のようなやり取りにインディアンのクロンクの短い反応がスバイスとなっている。スペインから持ち込まれた牛が野牛化していたのを飼い馴らす場面、石油があちこちから湧き出すところに加えて、最後のテキサスの合衆国加盟(1845)など随所に歴史がちりばめてある。

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