日本保険業の勃興
- 1879(明治12)年 東京海上保険会社
現在の東京海上日動。1877(明治10)年に渋沢栄一(1840[天保11]-1931[昭和6])が第一国立銀行で試行した上で開業。 - 1881年 明治生命保険会社
現在の明治安田生命。福沢諭吉(1835[天保6]-1901[明治34])と門下の荘田平五郎(1847[弘化4]-1922[大正11])、阿倍泰蔵の尽力によって創設。なお、三菱の経営戦略を担った荘田は東京海上の設立にも尽力した。 - 1881(明治14)年 帝国生命
現在の朝日生命。 - 1887(明治20)年 東京火災
現在の損保ジャパン。 - 1889年 日本生命
- 1891(明治24)年 明治火災
現在の日本海上日動。 - 1892(明治25)年 日本火災
現在の日本興亜損害保険。 - 1893(明治26)年
日本海陸保険
1901年に解散。
帝国海上
現在の損保ジャパン。 - 1894(明治27)年 共済生命
現在の明治安田生命。 - 1896(明治29)年 日本海上
現在の日本興亜損害保険。
出典
由井[1968]「海上保険業の創業と確立−東京海上保険会社の場合」『経営史学』第3巻第1号,54-66頁
宮本又郎[1993]「戦前における日本生命のマーケティング」『大阪大学経済学』第42巻第3・4号,224-270頁