北海道沿革史
慶應4(1868)年 箱館府設置。榎本旧幕府軍による蝦夷共和国建国。
明治2(1869)年 榎本軍降伏。箱館府廃止し開拓使を設置 蝦夷地から北海道へ。箱館を函館に改称。北海道は、渡島国、後志国、胆振国、石狩国、手塩国、日高国、北見国、十勝国、釧路国、根室国、千島国の11ヵ国(8/15)。
明治3(1870)年 奥羽、越後から募集移民200戸が月寒、篠路、対雁、花畔、生振に入植。
明治4(1871)年 岩出山藩主伊達邦直、家臣61名と当別に入植。開拓使札幌使庁設置。廃藩置県により北海道における従前の諸藩分領開拓事業が有名無実化。
明治5(1872)年 開拓使本庁が東京から札幌へ。開拓使による北海道統一統治開始。
明治8(1875)年 琴似に最初の屯田兵198戸入植。
明治15(1882)年 開拓使を廃止(開拓使10年計画満了)、函館、札幌、根室の3県を設置。北海道3県は県議会を持たず、地方自治権もない特別県として設置された。
明治16(1883)年 農商務省に北海道事業管理局を設置
明治19(1886)年 3県及び北海道事業管理局廃止。内閣直属の北海道道庁設置
明治35(1902)年 町村制施行により、手稲村、豊平村、広島村、石狩村、当別村、厚田村誕生。
明治39(1906)年 恵庭町誕生
明治40(1907)年 浜益村誕生
大正4(1915)年 新篠津村誕生
大正11(1922)年 札幌支庁を石狩支庁と改称。(8/1)旭川市、札幌市、小樽市、釧路市、室蘭市誕生。
昭和8(1933)年 (4/1)帯広市誕生。
昭和15(1940)年 (9/1)小樽郡朝里村と高島郡高島町を編入し小樽市誕生。この結果、小樽郡・高島郡が消える。
昭和18(1943)年 岩見沢市および夕張市誕生。
昭和22(1947)年 地方自治法施行、北海道庁を廃止、北海道(地方公共団体)を設置。網走市および留萌市誕生。
昭和23(1948)年 苫小牧市誕生。
昭和24(1949)年 稚内市誕生。
昭和25(1950)年 北海道開発法制定、北海道開発庁を設置。美唄市誕生。
昭和26(1951)年 北海道開発局(札幌市)を設置。
昭和28(1953)年 芦別市誕生。
昭和31(1956)年 名寄市、三笠市誕生。北海道開発公庫を創設(翌32年北海道東北開発公庫に改組)。
昭和32(1957)年 根室市誕生。
昭和33(1958)年 花咲郡歯舞村が根室市に編入、花咲郡が消える。小樽市に忍路郡塩谷村が編入され忍路郡が消える。
昭和38(1963)年 深川市誕生。
昭和41(1966)年 後に「北の国から」の舞台となる富良野市誕生。
昭和45(1970)年 幌別郡登別町が市制施行により登別市に。これにより幌別郡が消滅。千歳郡恵庭町が市制施行により恵庭市に。これにより千歳郡が消滅。
昭和46(1971)年 亀田郡亀田町が市制施行により亀田市に。亀田市は2年後に函館市に編入。

第1回更新:2002年11月24日