養源院


[2019/12/30]

京都は東山にある浄土真宗の寺院.ここは織田信長によって滅ぼされた近江の浅井長政の菩提を弔うために建立された寺院.寺の名前である養源院というのも浅井長政の院号に由来.浅井長政の娘である淀殿が建立したのが始まり.江戸時代に入って火災で焼失.淀殿の妹で,徳川秀忠の正室となっていた崇源院[江]の願いによって,徳川家の菩提寺としての体裁をもって再興.

養源院の門をくぐるのは久方ぶりの2度目.養源院の本堂は伏見城の遺構が移築されたもの.中でも,関ヶ原の戦いの前哨戦として知られる伏見城の戦いに置いて鳥居元忠ら徳川軍2000名が宇喜多秀家・小早川秀秋ら西軍諸将に攻められ自刃した廊下を天井に上げた血天井があることで知られている.

Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.





















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