マンテーニャ

Andrea Mantegna(1430/31-1506)。
パトヴァで美術収集家であり画家のスクァルチョーネの養子として、ドナテッロの作風に触れる。遠近法の活用と古典主義に特長を持つ代表作として『エレミターニ聖堂の壁画』(1448-57)、『サン・ゼーノの祭壇画』(1459)を挙げることが出来る。
ゴンザーガ家の招聘を受けマントヴァへ活動の場を移し(1460)、ソッティンスー(仰画法)と、日本では住吉慶二が『平治物語絵詞・信西巻』(13世紀中頃)で活用したことで知られる短縮画法を用いて『死せるキリスト』(1480頃)等を制作した。