イコノクラスム
ビザンティン帝国における726年から843年にかけての聖像破壊運動。背景にはキリスト教亜種と考えられたイスラム教の台頭がある。特に、636年には皇帝イラクリオスにより奪還されたエルサレムが陥落、674-678年、717-718年にはコンスタンティノポリスが包囲される。帝国領土が首都とテサロニキだけになる中、皇帝レオン3世が725年にイコノクラスムを開始。息子のコンスタンティノス5世も754年公会議で踏襲するが、イリニ女帝による787年の二ケア公会議で否定。更に、841年にレオン5世により再開。これをテオドラ女帝が843年に否定し終焉。
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