方位に由来する名字で各地に分布.都道府県単位では奈良県・京都府・鳥取県に集中している.滋賀県甲賀市信楽町長野,岐阜県関市広見・羽島市江吉良町・下呂市萩原町西上田にあり.
尾張奥田氏は清和源氏足利氏流斯波氏の流れを汲み尾張国中島郡奥田[愛知県稲沢市奥田堀畑町]を発祥の地とする.斯波尾張守義重の従弟の満種の子の民部少輔源三郎持種が奥田城を築いて本拠としたことが起源.3代目の奥田直種の代で嗣子なかった.斯波義将の弟・義種を祖とし,民部少輔満種,修理大夫持種,左兵衛督義敏,三郎政敏と続いた一族から三郎政敏の子の三右衛門秀種[文亀3年<1503>/弘治3年9月5日<1557-09-27>]が養子となり相続.奥田城を離れ美濃国茜部に移って土岐頼武・頼芸に仕えた.
参照:家紋と系譜
デザイン名字.