出自 | 藤原北家>藤原道兼>藤原宗円>宇都宮氏 |
発祥地 | 常陸国筑波郡小田邑[茨城県つくば市小田] |
分布 | - |
備考 | 室町時代の関東八屋形[宇都宮氏,小田氏,小山氏,佐竹氏,千葉氏,長沼氏,那須氏,結城氏]の一つ. 宇都宮宗綱の子・八田知家が小田城を築城し小田を本拠地としたことが起源.曽我兄弟の敵討ちに際して,八田知家は従兄弟の多気義幹を策を弄して失脚させ,自らの本拠地を下野国から常陸国へと移した. 戦国時代に入ると佐竹氏・結城氏・古河公方からの圧迫を受けるが,小田政治の代にはそれらを撥ね退けて所領を拡大.しかし,小田氏治の代には北の佐竹氏,南の後北条氏と南北から挟まれる領土を度々失うようになる. 1573[元亀4]年,佐竹義重軍を率いる太田資正が小田城を攻撃し落城させた.その後,後北条氏を頼り,小田城奪還戦を繰り広げる.しかし,1590[天正18]年の豊臣秀吉による小田原征伐の際に,豊臣秀吉の命令に従わず,豊臣方の佐竹氏と所領奪還戦を戦ったために,全ての所領は結城氏と佐竹氏に分割されるに至る. |
関連氏族 | 八田氏 |