出自 | 中原氏 |
発祥地 | 豊後国宇佐郡時枝[大分県宇佐市] |
分布 | 大分県宇佐市から福岡県にかけて分布. |
備考 | 時枝氏は中原氏の一族で山城国慶安寺から宇佐八幡宮の弥勒寺寺務役として九州に下向した一族と伝わる.応永年間[1394-1428]に時枝大和守惟光が時枝城を築城し,以降,時枝氏の拠点となった. 1556[弘治2]年,時枝鎮継が大友義鎮に降りながら毛利氏に通じて大友氏家臣の光岡城主・赤尾氏を攻め取るという行動をとる.報復行動を恐れた時枝鎮継は小早川隆景から援軍を得るも,隆家城主・中島統次の猛攻に逢い,時枝城は落城. 時枝鎮継は毛利氏を頼って落ち延びる.その後,1587[天正15]年に,豊臣秀吉による九州征伐に黒田孝高の軍勢に従って加わった.そして,そのまま黒田氏の家臣となった. 時枝鎮継は大友氏から豊前国を任された田原親賢とは犬猿の仲であり,関ヶ原の戦い勃発時に田原親賢ら大友旧臣が起こした石垣原の戦いにおいて黒田氏主力武将として戦い鎮圧した. |
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