雨宮[長岡藩着座家] Amemiya

出自信濃村上氏
発祥地長野県千曲市雨宮
分布
備考長岡藩牧野家の家臣.着座家の家格.
腰石新兵衛が家老五家の稲垣家の2代目稲垣平助茂幸より推挙され雨宮を名乗ったのが始まりという.
腰石新兵衛は稲垣家の御落胤との説もある.
雨宮家と同じく着座家の九里孫左衛門の子の雨宮正頼[修堅]が雨宮家を継ぎ,1707[宝永3]年に一代家老に列せられている.
雨宮家は信濃村上家の一族であり,雨宮家国の代に甲斐の武田信縄に仕える.しかし,武田義信に仕えた家次は義信が自刃に追い込まれたことにより甲斐から追放された.
なお,同じく信濃村上家の家臣で信濃鞍骨城主の清野信秀の子は雨宮摂津守昌秀の養子となって,信濃唐崎城主・雨宮正利となっている.
この信濃の雨宮家と長岡藩着座家の雨宮家との繋がりは詳らかではない.
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