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永井宗家

永井直勝[1563-1626]を祖とする.永井直勝が初めて永井氏を名乗った.永井直勝の祖父・尾張国奴野城主大橋氏の子・広正は,長田忠致の兄・親致の子孫の長田氏に養子に入り長田氏の家督を相続.父の長田重元は松平広忠・家康父子に仕えた.

長田忠致は平治の乱で敗れて坂東に逃げる途中の源義朝を殺害した人物.それ故に,直勝は徳川家康の命によって大江姓永井氏に改めた.

【歴代】
代数当主・藩主備考
1永井直勝上野国小幡藩主[1616-1617]→常陸国笠間藩主[1617-1622]→下総国古河藩主[1622-1625]
2永井尚政上総国潤井戸藩主[1619-1626]→<父領相続>→下総国古河藩主[1626-1633]→山城国淀藩主[1633-1658]
3永井尚征山城国淀藩主[1658-1669]→丹後国宮津藩主[1669-1673]
4永井尚長丹後国宮津藩主[1674-1680]→刺殺により改易
第4代将軍徳川家綱の法要にて,志摩鳥羽藩主・内藤忠勝に刺殺.
5永井直圓永井尚長の弟.家名再興.
大和国新庄藩主[1680-1710]
6永井直亮大和国新庄藩主[1710-1737]
7永井直国大和国新庄藩主[1737-1765]
8永井直温大和国新庄藩主[1765-1795]
9永井直方大和国新庄藩主[1795-1825]
10永井直養大和国新庄藩主[1825-1850]
11永井直幹大和国新庄藩主[1850-1863]
12永井直壮大身旗本・永井直次の次男.
大和国新庄藩主[1863]→大和国櫛羅藩主[1863-1865]
13永井直哉下総国高岡藩主・井上正瀧の五男.尾張徳川義直の子孫.
大和国櫛羅藩主[1865-1871]→廃藩置県

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