パルティア王国

[パルティア王国]

イラン略史

アケメネス朝ペルシア：紀元前６世紀頃にインド=ヨーロッパ語族系騎馬民族のペルシア人がペルシス高原に建国。古代オリエント４王国(エジプト、リディア、メディア、カルディア)の一つメディアに従属後完全独立。ダレイオス１世(在前522-前486)が全盛期を築く。

ヘレニズム時代：セレウコス朝がシリア王国、パルティア王国、バクトリア王国に三分裂。シリアを制圧したローマとパルティアの抗争の中からササン朝ペルシアが台頭。

アルケサス朝パルティア：遊牧系のイラン人がヘカントンピロスを首都として建国。

ササン朝ペルシア：農耕系イラン人が建国。

パルティア王国(前248頃-後226)

開祖アルケサスが紀元前３世紀頃にイラン高原で建国。

中国大陸の漢ではパルティア王国を安息国と呼称。安息国はローマと漢とを結ぶ交易路を抑え繁栄。

ササン朝ペルシアの台頭によって滅亡。