宇多源氏扶義流佐々木氏族.滋賀県草津市青地町[近江国栗太郡青地庄]を発祥の地とする.佐々木定綱[1142-1205]の子・馬淵廣定の子である基綱を祖とする[尊卑分脈].古代豪族・小槻山君の末裔の青地定兼が佐々木基綱を養嗣子とした.
基綱の子の忠綱は小槻神社の近くに青地城を築城し拠点とした.なお,『近江栗太郎志』によると青地城の築城は応仁の乱以後ともいう.青地忠綱の子・冬綱は近江国守護代となっている.
家紋は丸に隅立て四つ目など.
出典:20190725