伴氏族.滋賀県甲賀市甲賀町毛枚小字谷出[近江国甲賀郡山岡邑]を発祥の地とする.
鎌倉時代,貞景が三河国から近江国甲賀郡大原村に移り大原氏を称した.その子孫の景広がは近江国甲賀郡毛枚村を本拠とし毛枚[もびら]を名字とする[新訂寛政重修諸家譜].
「毛枚太郎景広,大原の庄毛枚村の山間に舘をかまふ.これによりて人みな山岡の名をよぶ.子孫のいみなにみな景の字をもちひて首にをく.景行天皇の末流をしらしめんがためなり」[寛永諸家譜].
家紋は黒餅に木瓜など.
出典:1171