武蔵七党野与党.埼玉県越谷市相模町[武蔵国大相模郷]を発祥の地とする.野与党の箕勾能元の弟・能高が大相模郷を本拠とし大相模を名乗ったことが起源.
大相模という地名は相模国の大山の欅から不動尊を造り大相模不動尊として祀ったことに由来するという.
家紋は丸に三つ鱗など.鎌倉幕府の北条得宗家の家紋である三つ鱗に由来すると考えられる.北条得宗家の家紋である三鱗を丸で囲むことで,北条得宗家が主筋に当たることを示したものと言えるだろう.
No:20140506-1301
近くには大相模氏館がある.大相模氏館のページで始祖である平良文の孫・胤宗の故地が相模国であったために大相模かと記述したが,これは間違い.