安保

武蔵七党丹党.埼玉県神川町大字元阿保字上宿[武蔵国賀美郡安保郷]を発祥の地とする.

秩父綱房[丹綱房,新里恒房]の子・安保実光[1142-1221]を祖とする.安保実光は承久の乱で討ち死に.

家紋は丹文字など.

No:19951103-1363

関連史跡

安保入道墓

東京都多摩市関戸の,かつて,霞ヶ関と呼ばれる関所が設けられていた地にある安保左衛門入道道潭[泰実]の墓.

鎌倉幕府倒幕の兵を挙げた新田義貞と北条泰家率いる鎌倉幕府軍がここで激突.武蔵守護代であった安保左衛門入道道潭は討ち死に.北条泰家らを鎌倉に逃した.

余目館

安保氏の嫡流は鎌倉幕府と命運をともにした.しかし,分家筋である安保光泰は足利尊氏に従い惣領家を承継.その子の安保肥前守忠実[直実]は山形県東田川郡庄内町に所領を得て余目館を本拠とした.

なお,安保氏惣領の座は忠実[直実]の兄弟の泰規が承継.その後,安保氏は埼玉県児玉郡神川町大字渡瀬の御嶽城に拠った.天文21[1552]年,山内上杉家に属していた安保泰広は北条氏康に敗れ御嶽城を明け渡す.北条氏の配下となった安保氏は永禄12[1569]年の武田信玄による御嶽城攻めまで勢力を保った.

丹党

武蔵七党丹党の嫡流は中村氏.丹武平のである時重を祖とする.時重は武蔵国秩父郡中村郷に拠って中村貫主と称した.

丹党一族 丹,安保,円子,新里,榛沢,長浜,勅使河原,中村,中山,大関,加治,横瀬,薄,小鹿野,大河原,青木,小串,村田,志村.





















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