岩手県九戸郡洋野町大野字森外を発祥の地とする.「もりそと」と読む.
大野は1889[明治22]年4月1日に旧大野村と帯島村,水沢村,阿子木村と合併し北九戸郡大野村となる.1955[昭和30]年7月1日,大野村の一部を軽米町へ編入.2006[平成18]年1月1日,大野村は種市町と合併し洋野町となった.八戸藩大野村は「万記録」という日記を記した豪農であり酒造業を営んだ晴山家*が代々名主を務めた村.また,大野六鉄山という鉄山で栄えた地であり,久慈街道沿いの宿場町でもあった.