岩代国田村郡大越村[福島県田村市大越町]を発祥の地とする.
坂上田村麻呂を祖とし陸奥国田村郡を拠点とした戦国大名田村氏の重臣であり田村二番の大家と呼ばれた.
田村満顕が嫡男である重顕[持顕]に家督を譲ったことで,隠居した父と共に田村右近太夫常光[/天文12〔1543〕]が大越に移り住み,大越を称したことが始まり.
その子の大越摂津守利顕は大越・菅谷・鹿股・廣瀬・片平村を領有し,白石氏・新田氏・秋元氏を家臣として抱えていた.
大越顕光[大永5〔1525〕/天正17〔1589〕]は田村四十八館最大の規模を誇る大越城[福島県田村市大越町上大越住王町]を築いた.
家紋は丸に並び瓶子.
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