桓武平氏貞季流.熊本県山鹿市大橋通を発祥の地とする。平安時代末期,平家の有力家人である平貞能が肥後国山本郡大橋へと下向し大橋を称したことが起源.平貞能は,平清盛の家令を勤め[『玉葉』治承4年2月20日条],筑前守・肥後守を歴任を歴任.
南北朝時代に,後醍醐天皇の皇子である宗良親王[1311-1385]の孫が大橋家に養子に入り大橋信重となったことから宗良親王の末裔でもある.