以下の家が家紋としている.
藤原南家武智麿流.藤原南家の藤原武智麿[680-737]の子・豊成[704-766]の子・縄麿[729-780]は葛下郡片岡を本貫地とした.藤原縄麿の子・綱利が片岡を称したことが起源.片岡氏は春日社神人の国民,かつ,興福寺一乗院方の坊人として地歩を築く.
興福寺配下の筒井氏を中心とする乾党,越智氏の散在党,十市氏の長谷川党,箸尾氏の中川党,楢原氏の南党,万歳・高田氏の平田党という六党の中で,片岡家は乾党に属した.
一族の中には三つ巴紋を用いた諸家もあり.
Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.