この年、万寿(源頼家)の甲着始(よろいぎぞめ)の儀が執り行われる。義経が追い詰められていく一方で、鎌倉殿の跡を継ぐ万寿はすくすくと育っていく。
万寿の甲着始(よろいぎぞめ)の儀の介添えは比企能員、直垂を付けるのは小山朝政、甲櫃を運ぶのは千葉胤正、師常、太刀は三浦義連、弓は下河辺行平、矢は佐々木盛綱、黒駒は八田知家、その黒駒の轡を執るのは畠山重忠と和田義盛とそうそうたる面々。
posted by N.T.Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.