出自 | 藤原氏 |
発祥地 | 上総国安蒜郡[千葉君津市,木更津市] |
備考 | 安蒜氏はこの安蒜庄周辺を発祥の地とする.813[弘仁4]年に対馬に渡り在庁官人として勢力を誇った. 久留里の周辺が畔蒜庄と呼ばれていたことが知られている[『東京地学会報告』]. 鎌倉時代には畔蒜庄が置かれ熊野山が開発領主であり,足利義兼と和田義盛が地頭を務めていた.1283[弘安6]年には和田氏が地頭を務めた地域は北条氏が領するところとなる. 安蒜庄のうち永吉郷は平胤清,そして,その子である胤朝・胤連兄弟に受け継がれた. 安蒜氏は室町時代になると千葉氏配下の小金城主・高城氏の家臣として歴史の表舞台に出てくる.現在、松戸市などで見受けられる安蒜氏はこの高城氏の家臣の末裔だと思われる. |
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