海老原 Ebihara

発祥の地

常陸国真壁郡松原[茨城県筑西市].


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分布

茨城県坂東市神田山,取手市稲,取手市小文間など茨城県に多い.

備考

川の蛇行する様を海老に見立てた地形由来と言われる.

海老ヶ島城の初代城主の海老原輝朝が称した.海老原輝朝は下総結城氏第13代の結城成朝[1439-1463]の子.

永享12[1440]年に関東諸氏が鎌倉公方足利持氏の遺児を擁した反室町幕府闘争である結城合戦で結城氏朝・持朝父子を始め結城一族はほとんど討ち死に.結城氏朝の子のうち幼子であった結城成朝は常陸国の佐竹氏の元へと逃れた.

後に,足利成氏が第5代鎌倉公方になり,鎌倉府が復興すると結城氏の再興が許された.

復権した結城成朝が築城した城の一つが海老ヶ島城.その城を守らせたのが子の海老原輝朝.