佐分 Saburi

概略 Summary

桓武平氏高棟流の平信親の子・親清が鎌倉時代に若狭国守護代に任命され若狭国大飯郡佐分郷を拠点とし佐分と称したことに始まる家.

平[佐分]親清の伯父・平基親の娘が鎌倉幕府2代執権・北条義時の3男・極楽寺重時の正室として鎌倉幕府第6代執権・北条[赤橋]長時,北条[常盤]時茂を産んだことを契機として,極楽寺家の被官となった.

平[佐分]親清は,1240[延応2年/仁治元]から1270[文永7]年にかけて六波羅探題評定衆として,極楽寺家を支えた.