平安時代後期の公卿で,藤原北家閑院流である徳大寺家の祖の徳大寺実能[1096-1157]によって用いられたのが始まりという.
京都の八坂神社が五瓜を神紋としており,全国の祇園神社の多くも木瓜紋を神紋としている.
朝倉義景は「三つ盛木瓜」,滝川一益は「丸に竪木瓜」を用いていた他,但馬家,堀田家が家紋としている.
五瓜では織田家が有名であり,他に有馬家,大村家の家紋として知られている.六瓜では相良家,小野寺家が家紋としている.