毛利家が築城した鞆の浦にある城。

その後、1600年に福島正則が修築。しかし、1615年の一国一城令に先だって廃城となった。

この丘には今は鞆の浦歴史民俗資料館が建っている。くねくねとした細い路地を丘を目印にして歩きながら綺麗に舗装された道を登った。とても綺麗に整えられている。しかし、よく見ると石垣の名残があり、ここが確かに城であったことが容易に確認することが出来た。

なるほど、ここは見晴らしがよい。鞆の浦を一望することが出来る。

城の建物は無くなってしまっていて何もない。何も無いが、ここに歴史民俗資料館がある事の意味はしっかりと掴む事が出来たような気がした。