末多武利神社
京都は宇治にある宇治民部卿藤原忠文を祀る神社。
藤原忠文は940年に参議となっている。その翌年に関東における平 将門の叛乱を鎮圧するために征夷大将軍として派遣された。ところが、忠文が関東に入る前に平 将門は討たれてしまう。その結果、忠文は大納言藤原実頼によって恩賞の対象から外される。これを恨んで、忠文は怨霊と化したという。
忠文の怨霊の鎮魂のために建立されたのがこの神社である。
撮影日時:2004年8月、絞り値:f/2.8、露出時間:1/200秒、焦点距離:6mm、撮影機種:C4100Z