千里浜にて
能登への旅路の途上、宝達志水の今浜から羽咋に拡がる千里浜に立ち寄る。浜に降りるのは初めて。広い。というのが第一印象。目の前の海を独占したような気分に浸る。それもそのはずで、人が少ない。今年は震災の影響で海に繰り出す人の数が減っているという。確かに浜には人が少なかった。
その分だけ浜の広さが際立つ。
少し気になるのは水際のすぐ内側に溜まって出来ている海水の道。聞くと千里浜は年々浸食されて面積を狭めているという。この海水の道が、その証左なのかは分からない。昨日の雨によって生じたものかもしれない。次に訪れる際に浜の景色がそのままである事を願う。