酒井神社
近江は坂本にある大山咋命を祀る古社。かつては下阪本の梵音堂に鎮座し、創建は810(弘仁2)年。現在の社殿は1620(元和6)年に安芸広島藩初代藩主浅野長晟(1586-1632)が建立。一間社流造で檜皮葺の社殿は滋賀県の指定文化財。
酒井という名は梵音堂の磊(らい、石)から酒が湧出したことに由来する。大山咋命は酒の精であるという事で祭神とされた。
浅野長晟は滋賀坂本において浅野長政の子として生まれている。すなわち、浅野長晟にとって坂本は故郷と言える。
過日録的寫眞論 by 竹内信春
近江は坂本にある大山咋命を祀る古社。かつては下阪本の梵音堂に鎮座し、創建は810(弘仁2)年。現在の社殿は1620(元和6)年に安芸広島藩初代藩主浅野長晟(1586-1632)が建立。一間社流造で檜皮葺の社殿は滋賀県の指定文化財。
酒井という名は梵音堂の磊(らい、石)から酒が湧出したことに由来する。大山咋命は酒の精であるという事で祭神とされた。
浅野長晟は滋賀坂本において浅野長政の子として生まれている。すなわち、浅野長晟にとって坂本は故郷と言える。