京都の伏見稲荷社にそっくりと言ったら言い過ぎだろうか。然に有らず。東京でもかなり歴史の古い五條天神社。日本武尊が薬祖神二柱を祀ったのが始まりとされている。但し、五條という名は旧五條町に神職の瀬川屋敷に遷座したことによる。現在の地には昭和に入ってから遷ったが、これは、もともとの鎮座地に近い。更に、菅原道真を合祀したのも江戸時代に入ってから。

2006年4月、上野の五條天神社にて。