イタリアの画家 Guido Reni[1575-1642] の作品.ラファエロ風の古典主義的な画風を得意としていたが,当時,「ラファエロの再来」と呼ばれ,ゲーテは「神のごとき天才」とまで絶賛したという.この絵はヘラクレスと妻ディアネイラが河を渡る際に,渡しのケンタウロス族のネッソスによってディアネイラが誘拐されそうになったシーンを描いている.
Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.