新古典主義[neoclassicism]を代表するジャック=ルイ・ダヴィッド[Jacques-Louis David:1748-08-30/1825-12-29]の1799年の作品.
ローマ建国時の伝説であるサビニの女たちの略奪[The Rape of the Sabine Women]を題材としたもの.住民が未婚男性に偏っていた建国当時のローマは女性を求めて近隣のサビニ人[Sabini]と交渉するも決裂.ローマ人はサビニの女性を略奪しサビニ人との間に戦端が開かれた.このサビニ戦争は,ローマとサビニは,ローマに連れ去られたサビニの女性達の嘆願により休戦となり両国は統合.王政ローマ初代王ロムルス[Romulus:771B.C.E./717B.C.E.-07-05]とサビニ王ティトゥス・タティウス[Titus Tatius]は共同統治者となった.
'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"